| 平成18年10月23日
 穴水町町議会議長 河端政雄殿
 穴水町行政改革を応援する会会長 大中正司
 【質問状】
       今年10月17日から21日にかけて実施された町議会議員の中国への研修旅行について質問します。
 <前文>
 議員各位の見聞を広めるための研修旅行に、町の財政から支出がなされる事に何ら違法性が無いことは承知しております。
 ただ、我が穴水町の財政の逼迫状況は議員各位もご承知の通りであり、役場各部署において行政改革大綱に基づいて、職員全員が一丸となって懸命に節約に努めているところであろうと思っております。
  本来ならば先頭に立って行財政改革の実施状況を厳しくチェックし、また自ら新たな改革案を提案すべき立場の方々が、このような出費をすることで職員の改革意識にまで悪影響を及ぼしはしないかと危惧しているところであります。
        町財政が未だ健全なものになる見通しも立っていない状況の中で、あまつさえ景気回復には程遠い民間企業では、国内の一泊慰安旅行すら出来ないところが多くある中で、正にその血税を使ってまで何故に海外研修旅行が企画され実施されるのか、一般町民の感覚からは到底理解できるものではありません。
 そこで以下の質問をいたしますので、ご面倒でも回答は文書でお願い致します。
 
 1)今回の海外研修旅行の発案から決定に至るまでの経緯を詳細にお教えください。
 2)旅行費用の総額(助役、議会事務局長の費用も含めて)と、その中に占める議員の個人負担額の割合をお教えください。
 3)助役と議会事務局長は研修旅行において、それぞれどういう役割を果たすために同行したのでしょうか?
 4)研修旅行の目的と詳細なスケジュール、及びその結果として町政に反映できる成果はどのようなものがあったか、お教えください。
 5)公費で行なわれる視察旅行に対して、議員各位は報告書などを提出する義務があると思いますが、この点について如何お考えでしょうか?
 また、町民に対して広報などで成果を具体的に報告していただきたいのですが、如何でしょうか?
 以上
 
 
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