町民の意見を反映させる行政改革 2005年3月5日設立

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◆ AGO通信181025号


平成18年10月25日
AGO会員各位

穴水町行政改革を応援する会
会長 大中正司

 秋冷の候、会員の皆様方におかれましては益々ご健勝のことと、お慶び申し上げます。
さて、AGOとしての会合などの活動は会長の私の怠慢もあって、ここ暫らくは開催されておりませんでした事を、まずもってお詫びいたします。
しかしながらその間、それぞれの場において活動をしておりましたので、今回はその報告をいたします。

 まず行財政改革の目玉とも言うべき総合病院の再建問題です。
石川町長の指示で「穴水総合病院再生委員会」が組織され、病院長・副院長他7名の委員が選任されました。
委員の内訳は、山下惺氏(会長)・谷内和雄氏(副会長)・島崎義久氏・大中正司と半数以上の4名がAGO会員でした。
ちなみに他の3名は今町貞夫氏・早川昭男氏・鹿山友一氏でありました。

 3月28日の第1回会合を皮切りに7月18日の第9回に至るまで、病院の事務局スタッフを交えて議論を重ね、答申書を7月27日に石川町長に渡しました。(答申書のコピーはページ数が多いためコピー作業も帳合い作業も大変なので、申し訳ありませんが同封できません。ご覧になりたい方は上記の委員に見せてもらってください。)
その後、答申書に対する回答は未だ出ていませんが、病院および役場側も出来るところから着手しているようです。

 まず外注業者への委託料削減交渉の結果、今年度の外注費用を2500万円以上の削減が見込めるようになったとの事です。
多すぎると批判のあった事務員の削減についても、役場の10月の人事異動でご承知の通り、とりあえず3名の削減を実行しました。
更に従来からあった「穴水町病院事業審議会」の委員に再生委員会のメンバーの中から4名が委嘱されました。
早川昭男氏・島崎義久氏・鹿山友一氏と大中正司の4名です。
その他の委員は松本助役・横井院長・河端議長・曽良議員と民間医療機関を代表して白藤勲先生の5名で合計9名です。

 これまでの審議会は年に1回開かれるだけの、かなり形骸化されたものでしたが、今後は答申書の中にある「外部評価委員会」的要素を取り入れるため、再生委員会のメンバーから委嘱したとのことです。
従って会合は年1回ではなく、少なくとも四半期ごとの4回はチェックが必要と思うので近く開かれる会合では、私からまずその事を提案しようと考えております。

 ところで最大の課題である医師の確保についてですが、それとは逆に外科医師が8月末、突然辞任してしまいました。
私宛に匿名でその経緯についての手紙が届き、その中には医師同士の人間関係が原因である事とそれを収拾できなかった院長への批判が記されてありました。そしてAGOへの寄付として3,000円が同封されていました。
それはともかく、医師の確保は我々には如何ともし難く、町長や院長の努力に待つしかなかったのですが、努力の甲斐あってこのたび11月1日から外科に金大より47才の医師が常勤として入ってくれることになったそうで、喜ばしい限りです。

 「情報懇話会」については役場からの定員3名の公募に、AGO会員の新谷茂氏(座長)・中宮健一氏(職務代理)・清水一洋氏が選任されました。
4回の会合の予定を6回に増やし、これまた熱い議論を重ね、答申案にまで何とか漕ぎ着けたところだそうです。
次号にその詳細をご報告致しますのでご期待ください。

付録として、10月23日に町議会議長へ提出した、議員の中国視察旅行に関する【質問状】のコピーを同封します。

議長からの回答も次号に間に合えば同封したいと考えております。


 


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