町民の意見を反映させる行政改革 2005年3月5日設立

TOP

主 旨 行政改革懇話会 応援する会 コラム リンク 掲示板

◆ 穴水町における高速通信への提言 ◆

穴水町ケーブル(有線)放送の可能性について

第2回行革懇話会において、穴水町公共施設光ケーブル網の有効使用に関する質問がありました。

【委員質問】
  高速通信網整備と公共施設基盤の有効利用について
  既に出来ている光ファイバーの活用をどう考えているのか?
  設置されているモニターに議会中継など出来ないか、いくらかかるのか?
【行革推進室スタッフ】
  サーバーの設置など700万円くらいで出来る


◆提言内容「氷見・羽咋ケーブルネット方式の導入」
◎ 現在の穴水町公共施設光ケーブル網を使用して『氷見・羽咋ケーブルネット株式会社』の方式を採用すれば、穴水町が出資金500万円を出すことで、町内公共施設も一般家庭へも、議会放送や町の情報などの有線テレビ放送を行うことが出来る。
◎ 『氷見・羽咋ケーブルネット株式会社』の方式は、「整備済みネットワーク用光ケーブルの予備芯」を利用し、一般家庭へ(有線テレビ用同軸幹線)ケーブルを引きこむ。
◎ 但し、町は氷見・羽咋ケーブルネットと共に一般家庭へのケーブル放送加入率を高めるための施策や事業を行うことになる。

◆現在の社会背景として
◎ 情報の高速通信は既に国内の経済基盤となっている
◎ 住民サービスには不可欠なものとなっている
◎ 高速通信、IP電話などの整備の無い所の企業誘致は不利になる
◎ 総務省等の補助事業予算は大幅に縮減され穴水町が該当する可能性は低い
◎ 従来の各家庭へ光ケーブルを引く方式を穴水町で行うと約14億円必要(N社等の試算)


◆穴水町有線テレビ放送やIP電話、高速インタ―ネットができることと、その意味内容
1. 穴水町内における市街地と周辺地域の高速通信情報の格差是正
2. 穴水町と近隣市町との情報格差是正
3. 都市間交流の情報量と通信料金の不公平是正
  (IP電話同士は無料・県外通信費は約10分の1)
4. 2011年地上波アナログ(テレビ)放送終了・地上波デジタル放送への対応
5. 2006年石川県地上波デジタル放送開始への対応
6. テレビ難視聴地区の解消(難試聴地区住民の合意が必要)
7. 携帯電話不感地帯の解消(別途予算必要)
8. 通信網を利用した各種ソフト事業・災害対策危機管理システムなど可能になる
  (別途予算必要)


(参考)能登地域 各自治体の高速通信網への取り組み状況等
・ 能登町・3郷の公共施設光通信網と旧能都町、旧柳田村のケーブル整備済み
 合併特例債等によって旧内浦町全戸をつなぐ予定
・ 旧柳田村・健康管理システム整備中
・ 珠洲市・イントラネット未整備・高速通信化の委員会設置
・ 輪島市・旧門前町との公共施設光ケーブル整備・住民サービス方式など検討中
・ 七尾市・光通信、公共施設基盤整備
 (旧能登島町整備済み・七尾市全家庭の格差を是正し全戸通信網の整備を目指す)
・ 県の高速通信網整備方針とのかねあい(富山県の整備状況100%、石川県30%弱)
・ 国の方針、その他、国、県の関連補助事業などを利用する


第1段階は、
住民と町と議員で勉強会や委員会を立ち上げる事

応援する会は町長、助役、担当課長、担当者とこの問題について懇談した結果、町は「広域で公共事業として行いたい」と答えました。しかし、「早急に行う事」という共通認識を得ましたので「住民と町と議員で勉強会を行いましょう」と重ねてお願いをしてきました。

大変大切な事ですから、高速通信やインターネットの仕組みを学び、自治体の予算や計画の情報を公開し、オープンで話し合える場を早急に作って欲しいものです。

文責 事務局 新谷(2005年5月12日記載)


 


Copyright(C)2005  All rights reserved